<告知動画>


ちょっと説明しないといけないことが山盛りなので、是非続きを読んでくださいヾ(゚∀゚)ノ

<音源DL>
OP
ED




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まず、これはTai Reflectionsの企画の一部です。
ただし、これまでと若干異なります。

一番重要なことは、楽曲そのものを日本人が聴く手段は今のところ(2014/02/23現在)
mp3をDLするしかないということです。

実は、アニメ映像つきのMVがあるのですが、それは上記Youtube動画ではなく、
その説明文からリンクしてある、Wakanim.tvというサイトに登録しないと見られない上、
現在は、Wakanim.tvは日本人が利用できない仕様になっているからです。
後で、日本からもアクセスできるようになると聞いてはいるので、一応リンクしておきます。
ヨーロッパの国のほとんどは、アクセス可能らしいです。


日本からも視聴可能になりました!!
進撃の巨人 第3期オープニング by Tai Reflections



Tai Reflectionsは、これまでにこのブログで紹介した通り、
「視聴者からの挑戦状に応えてオリジナル曲を書き下ろす週一企画」
なのですが、今回の「進撃の巨人」用テーマソングに関しては、“挑戦状”を送ってきたのが、
Wakanim.tvという、フランスのアニメサイトなんです。
このサイトは、ちゃんと日本のアニメ会社、テレビ局等の、アニメ作品の版権を管理している機関から
承諾を得た上でアニメに字幕をつけて公開している人気サイトです。

そのWakanim.tvが、SHINDEHAIに、「Tai Reflectionsの企画の一部として“進撃の巨人”の第3クールOPを作ってみてくれ」
と“依頼”してきたわけです。
なので、これはちょっと他の“挑戦”とは質が異なります。
しかも、Wakanim.tvがアニメ配信の許諾を得ているので、作った楽曲の「アニメMV」が許諾アリで作れるというメリット付なんですね。
普通、「MAD動画」って許諾を得ていないですよねw
(仮に「本家巡回済み」で本家が「このMAD面白かったです」みたいなことを言ったとしても、
それは法的な許諾とはまた別の話ですし)
架空のオリジナルテーマを作って、そこに、許諾付でアニメ映像をつけられるという、
二次創作の中でも、かなり特殊な作品になりました。
Wakanim.tvは、その動画をWakanimのサイト上に公開する許諾を得たにすぎないので、
他のTai Reflectionsの動画のように、ニコニコにもアップロードするという訳にはいかないのが、
今回少し残念な点ではありますが! せっかくなので日本の方にも見てほしいですもの。

にしても、こういう話に繋がったのも、ワンパンマンの架空OPが結構ウケたからというのはあるでしょうね。
(それから、最近のTai Reflectionsの動画で、フランスの実況プレイヤーの声を使った“人力ボカロ”曲を作ったことがあって
その動画に至っては40万再生を記録しているというのも、こういった企業の目に留まるキッカケになったことでしょう)


それで、3週間前に、SHINDEHAIから、「進撃の巨人のOP作るから作詞を手伝ってー!」と誘われました。
しかも、彼はOP曲の作成を頼まれているのに「EDも作るから作詞して歌ってー!」とも言いましたww
そのため私は、立て続けに2曲作詞して、片方は仮歌まで収録、もう片方は本収録まですることになりました。
正味2日間の間にwwww

か「SHINDEHAI、いつも、言われた以上のことやるよねww」
シ「それって僕らの使命じゃん?^^」
か「そうだけどwww」

彼が作曲をしている間に、私は急いでニコニコ電子書籍で単行本を一気読みしました!w
その段階で、「これは、許諾アリでアニメMVをつけることのできる企画なんだ」と聞いていたので、
面白すぎるなあと思い、断る理由はありませんでしたし、正味2日で、2曲作詞と歌唱をするのは一応可能なことだったので
オケが来次第すぐに作業し、予定通り完成しました。
相変わらずオケが来るのも早過ぎて意味わからなかったですが…
「今日OP作って投げるから、作詞して! あと、明日ED作るからそっちは作詞して歌って!」
っていうスケジュールですからねwww
まぁでも、実際業界内ってこういうのに対応できないと回せないものなのかもしれませんね、実情は知りませんが。


まず、製作にあたって、我々が一番面白がったのは、この企画が飛び込んでくる数週間前、
SHINDEHAIがサンホラーになっていたことです!w 
これは偶然なんですが、私が作業枠のニコ生をしていて(確かシマウマとモブを描いたとき)、
その放送内でサンホラを作業用BGMにしていたんですね。
すると、SHINDEHAIがそれを見ていて、
「今、バックで流れているバンドは何ていうの?」
と聞いてきました。
そこではとりあえずSound Horizonっていうバンドだよ! と教えるに留めたのですが、
放送終了後に、色々なアルバムやライブについて教えてみたところ、SHINDEHAIはしばらくサンホラしか聞かなくなって
「サンホラすごい、Revoすごい」
ってずっと言っていたんです。
これ、企画が来てから、サンホラについて説明するのと全然違いますよね。
元々ハマっていたものに関係する依頼が来たら、モチベーション跳ね上がりますw

なので、「進撃〜」のOPを作ってみて、という話が舞い込んできた際、彼は
「Linked HorizonはRevoのやっているユニットだから、彼の進撃楽曲を完全にリスペクトした構成で新曲を作る!!!!!」
って決めて、張り切っていました。
もうそのときにはRevoさんを作曲家として尊敬していたので。
実際は、作り出してみて
「Revoがすごすぎて、自分の作品に満足行かない……(´;ω;`)」
と、落ち込んだりもしていましたが。(そうは言いつつ、その日のうちに完成)

作詞も、Revoさんがドイツ語を使ったので、それに倣って、日本語とドイツ語を織り交ぜて欲しいと言われ、その形式で作詞しました。
ただ、ドイツ語の発音は、私よりもSHINDEHAIの方が知っているに違いないので、(お隣の国ですし高校で習ったそう)
一応仮歌は録ったものの、ドイツ語部分に関しては、私の歌ったドイツ語部分は無視してね!と言いましたw
EDの方は、すべて日本語です。
これも、第1期EDへのリスペクトで作られたバラードです。


そして楽曲が完成しました!! が、そこからが長かったです!!!!w 
楽曲自体は、依頼が来た翌々日に出来ていたのですが、動画の編集をしないといけないですよね。
ちょっとその素材の受け渡しがうまくいかなかったりなんだりで、公開までに3週かかってしまいました。
私は、一応完成品としての動画を個人的に頂いて見てみましたが、上記の通り、
これまでのTai Reflectionsとは企画の質自体が違うだけあって、クオリティも長さも違いました。

大体普段は、曲が1〜2分、そのあとのトークが2〜3分で、合計5分程度の動画なんです。
でも、今回は、まず曲が2つあるので、それだけで1分半×2=3分。
そして、動画の冒頭とラストにSHINDEHAI出演の進撃“実写MAD”パート、
OPとEDの楽曲の間に、SHINDEHAIがRevoについてアツく語るパートが5分もあります。
なので、全部で10分くらいの動画になっています。(約半分がRevoについて語るパートwwww)
偶然でしたが、この依頼が舞い込んで来る前に、
SHINDEHAIがサンホラーになっていて本当に良かったな(?)と思いましたww
知識をある程度得ていたからこそ、その5分もある「サンホラ談義」の部分を熱意持って作れたわけですし。

「進撃〜」のアニメも一気見していましたw
普段なら、12〜1時に寝るのに、朝の4時になっても起きてて
「僕は普段は、アニメを2〜3話見てから寝る感じだけど、進撃は見始めたら止まらなくなって……
もう最後まで見るんだ…… 動画作るためにも、使いたいシーンを決めないといけないし」
とw

いつもなら、完成即公開というのが我々のペースなので、今回は珍しく曲の完成から動画公開まで
ちょっと時間がかかりましたが(3回の延期があったので)、
面白い企画でしたし、近々、日本の方にも動画として楽しんでいただけるようになればいいなと祈っております。
Wakanim.tv次第なのでわかりませんが!w
もしそうなったら、この記事を更新します。



歌詞を掲載しておきます。


OP「決意の煙弾」

(ah ah ah ah ah Vertilg!)

残酷 且つ 理不尽な...
この世の 変えられぬ 掟 -Rechtsordnung-

幾度も降る 血の雨 -blutigen regen-
精選 もたらす淘汰 -Auswahl-

自由が欲しいなら
命も 弓に番え

(widmen Sie Ihre Herzen fur die Freiheit !)

翼もがれ 逸る(はやる)鼓動
この摂理穿ち 還ろう

未来(あす)を賭け 疾れ(はしれ)in der Holle
その決意と 共に撃とう 蒼穹(そら)へ!

(ah ah ah ah ah Vertilg!

Freiheit !
Bereiten Sie sich fur die Wahrheit ! )




ED「Wings」

籠の中で、安らかに眠る鳥。
虚ろな瞳で、見つめてた僕らは、
闇の中で、密やかに震えてた。
時の流れ、傷癒すこともなく。

知らない世界を識ろうと、僕らは誓った。
たとえ真実がいつだって、優しくないとしても。

溢れ、零れた涙が、花を、咲かすと信じたい。
羽根を集め翼へと。蒼い空へ羽ばたきたい。
いつか…いつか、その夢は、高い壁を越えてゆく。