第5回動画アワードというのが開催されてまして、「ラジオ」カテゴリで「めんなく!」がカテゴリMVD(Most Valuable Video)を受賞したそうな。

この動画アワードというのはユーザー投票によってカテゴリごとの優秀賞を決めていくのだけど、投票のルールは
期間中、ニコニコのユーザーが5票の持ち票を、該当期間内にうpされた動画のいずれかに投票することができるというもの。
ただし同じ動画には複数回投票できない。
それで、特に票数の多かった「カテゴリ」上位9つの中から、グランプリ決定ニコ生でアンケートを取って大賞を決めるという。


ちなみに「ラジオ」カテは前回の第4回では「該当作品」がなかったくらい、ある種「過疎カテゴリ」であることが裏づけされちゃってる感じだと思う。
なので、「めんなく!」って、足切り票よりは多かったから受賞出来たんだろうけど、それ以上に競合他者にあたる動画もなかった恐れもある・・・。
だって、動画時代に、動画サイトで、「ラジオ」っていう動画を上げないでしょ、あまり。
トーク「ラジオ」したかったら、同じサイト内で「ニコ生」ができるしさww
で、その「ニコ生」をキャプって動画として上げなおす人もあまりいないんではないかと思う。
(エロイプみたいなのは「ラジオ」カテでうpってるのかなあ)

ともかく、カテゴリ自体がなかなか「オリジナルを輩出しない」且つ、そこに投票する視聴者もそれほどいないという場所なのだと思う。
「オリジナルを輩出しない」ってのは、「ラジオ」のカテランとか見ると、声優さん・タレントさんのネトラジや、
民放の番組を録音して静止画つけてアップしてるのとかが多いという話。
だから「オリジナルボイスドラマ」とかって探すと、ボカロとかゆっくり(Softalk)とかUTAU(HANASU)を使ったものはあるんだけど
いおらじやめんなく!みたいな、肉声のオリジナルストーリーってあまり見たことがないんだよねえ。
(そもそもネットのボイスドラマ界隈に以前踏み込んだことがあるが、企画倒れの数が尋常ではない)
それに、やっぱりオリジナルストーリーを描きたい人は、今は、「アニメ」にするんじゃないか?
だから「アニメ」カテでは複数の作品がノミネートされているし。

そんなわけで、受賞「してしまった」感がある。「出来てしまった」というか。


しかも、そんな状態だから、動画アワードや、今日のアワードニコ生の存在を知っていても、MVDを予習していた人とかはあまりいないわけで
(MVDは事前に発表されていた)
予習してたとしてもめんなく!を聴いてた人は多分そんなにいないと思われるわけですが。

そのグランプリ決定のためのアワードニコ生というのが18:30に開始されたの。
実際の番組本編は21時からで、18:30〜21:00は、「MVD鑑賞会」ってやつだった。
人気のあったグランプリ候補となる9カテ以外のカテゴリの、既に決定しているMVDを見よう、という時間。
まさかとは思ったんだけど、MVDを、フルサイズ流したのよ。
それでも、コメントで「長いな」って言われてたものですら15分程度だった。
そこに、めんなく!が、43分ですよ!43分!
飛ばすことも出来ないので、見てる人は風呂入ったり見るのをやめたりもしてたと思うんだけど、
私は仕事してたこともあってコメは追ってなかった。

20:40くらいにMVD鑑賞会が終わったようなので、生放送のページに戻ったら、コメントが「ラジオ」「仮面部」ばっかりになってて
私は裏アリーナにいたんだけど、1F中央のろげちも、アリーナのちゃっきーさんも「なんかラジオコメばっかりだ」っていってるw
なんか、すごい、インパクトは残したっぽい・・・そりゃ、43分も聴かされれば・・・嫌でも記憶に残るわ!!w
というか本当に嫌な人は離脱してるから、完走した人は嫌でも印象に残るだろうそりゃ!ww


そんなこんなで、21時になって番組始まった頃には、コメが「ラジオ」「仮面部」だらけで、メインコメンテーターの手塚さんが早々に
「ラジオがグランプリを取ることはないです!w」
と説明する始末w
だって、ノミネートの9カテには「ラジオ」ないんだから当たり前だよね!
その後も、司会の松嶋初音さんが、グランプリ決定アンケート直前に「視聴者の皆さんはどうですか?」と振ったときにも
「ラジオ」「仮面部」だらけになって、
「ラジオはないので安心してくださーい!w」
という謎の宥めがw
「ラジオーラジオー!」「ないので安心してくださーい」って良く見るとリクエストに対して「やらないから安心しろ」という
すごい矛盾を感じるんだけど、制作者は間違いなく安心したので制作者宛の心遣いだったのだろうと思うことにした!w
グランプリ候補は、前々から「人気のあった9部門から」って言われていたわけなので、
「ラジオという選択肢がないだと・・・?」
って言ってる人の中には単純にルールを知らなかった人もいるんだろう。

しかし、これが、「人気のあった9部門」にラジオが含まれていたら、フルでは流れなかったからその分インパクトには欠けたはず。
つまり、「人気のあった9部門」から漏れたからこそ、番組本編開始前に、フルサイズ放送されて視聴者の記憶に残ったといえるわけで
いやぁ、なんともまぁ、皮肉な・・・・・・・

どこをどう考えても、台本には「ラジオ」の「ラ」の字もなかったと思われるw
大賞賞金の252,525円は貰えなかったが、おそらくコメントは一番もらってしまったと思うw
総コメント数:102294 なんだけど、このうち25,252コメくらい仮面部関連だったりしないかな!しないか!
なんせ43分もある上に、番組開始してからもしょっちゅう「ラジオは?」「仮面部は?」ってコメ出てたからなあ。
大賞よりもある種特殊な賞をもらった気すらするww

私は、ゲストコメンテーターの方々が、何か全部の作品に対してコメントをくれるのかと期待して見てたんだけど
ノミネートされた9カテ以外では、「歴史」「自然」「スポーツ」にしか触れなかったので、
ゲストコメンテーターがめんなく!に触れることはなかった。
でも、ゲストや司会がめんなく!に触れないからこそ、余計に視聴者のコメントがラジオ関連ばかりになって
逆にスタジオは戸惑ったんじゃないかと思う・・・。
「ラジオとか台本にないから予習してねえよなんで視聴者ラジオの話ばっかしてんだよ・・・!」って感じでw
「あのかにぱんさん事件」的な気まずさを感じたイベントだったw 何故いつもこんななのかww

うん、でも、セカチャクとかクルーズ方式って感じで、視聴者アンケートとって飛ばすってことも出来るはずなのに
何故これ、全部流したのか!ww
元がどんな長さの動画であろうと、一律、上限5分まで再生するとかでもいいような気がするがいかがか!w
確かにアワード開催前に比べてかなり多くの視聴者にめんなく!を知ってもらえる機会にはなったけど、
強制でフルサイズだったことで反感買った側面絶対あるこれ!w

まぁ、この一連の流れを「あの仮面部事件」と名付けるしかないな。


にしても、カテゴリMVDを頂けたのは、以前よりめんなく!を知って、聴いてくださっていた方々の票のおかげです。
そして、結果的に、こうしてより多くの方に知ってもらえる機会をもらえたのはとても嬉しいことだな、と思っています!
ありがとうございましたー!!!
つられていおらじの方にもリスナーが流れていくとよいなあ〜。


あ、あと、なんと、めんなく!続編作ってます。(震え声)
ではまた、皆さんとボイスドラマでお会いできればそのときに・・・。