MOTHER3プレイ開始。
ネタバレ全開なので注意。


ノーウェア島のとある村で平和に暮らす一家。

お母さんと双子の息子たちは、森を抜けておじいちゃんの住む山小屋へ遊びにいきます。
子どもたちは自然の中で動物たちと戯れ、久しぶりに孫との楽しい時間を過ごせたおじいちゃんも
嬉しい気持ちでいました。

お母さんのヒナワは、家で帰りを待つ夫のフリントに伝書鳩を飛ばします。

――夕方までには帰ります。




その時、森で大火事が!

夫のフリントは逃げ遅れた家族を助けに、村の人々と森に向かいます。
森の動物たちは逃げ出しましたが、様子がおかしくなった動物たちが襲い掛かってきます。
フリントはなんとか逃げ遅れた親子を助け帰ってくると、森に雨が降り火事はおさまってゆきますが
山小屋へ行った妻と息子たちが帰りません。

村人の一人が、フリントに告げました。

「森の中でドラゴの叫び声と悲鳴を聞いたんだ…
 ―家族のみんなは戻ってきたのかい?」


フリントは犬の   と森へ捜索に入ります。
大木がなぎ倒されていて先へ進めないため、ドロボー親子の力を借りて崖を上っていくと
ヒナワの服の切れ端を見つけました。

その先には、ブタのマスクをかぶったようなおかしなやつらが…
体を半分メカに改造されたような動物が、ブタマスクの命令で襲い掛かってきます。


フリントはなんとか村に戻ります。
どうやら二人の息子が、川を流れて下ってきたのが見つかったようです。



そこでフリントはそれを見つけた村人から二つのしらせを聞かされます。

まず、ドラゴの牙を見つけたこと。
おそらくこれは最強の武器になるであろう、と。

そして、その牙は、妻・ヒナワの心臓に突き刺さっていた、ということ。



フリントは落ち着きをなくして、暴れます。
息子たちの前ですが、誰も彼に冷静さを取り戻させることはできませんでした。
角材で殴られて気絶させられ、今まで一度も使われなかった   村の
刑務所に入れられてしまうフリント…



牢を脱走すると、妻の墓へ向かいます。
村人たちがヒナワを偲んで集まっていましたが、息子の   だけがいません。
双子のもう一人のリュカに聞くと、どうやら   は、仇を討つために独りで森へ入ったようです。


フリントは再び森へ向かいます…

   、どうか、無事で…

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第一章はこのようなあらすじでした。

マザーは1、2共に、繰り返しプレイしてきましたが、
3はおそらくこれまでで一番悲劇的なスタートでしょう。

お母さんが亡くなるという悲劇の幕開け。いくらなんでも度肝を抜かれました。
マザー1では、主人公の曽祖父曾祖母夫婦が行方不明になり、曽祖父だけが帰ってきて
それからは怪しい研究に明け暮れる、なんて設定があって、あれも考えてみると怖かったのだけど、
第一章で突然お母さんが死んでしまうなんてびっくりでした。
「いや、実は生きてるんだろ!?」って思ったりしました。


それ以外の点…でいうと

まずテキストは相変わらず糸井さん全開で、名も無き町の人と話すのとか
看板やそこらへんに落ちているものをチェックするのさえも楽しすぎて、
寄り道ばかりしてしまいます。
いちいち細かくて、こだわりすぎで、でも楽しくておもしろくて…


それからバトル。

バトルに入るときフィールド上で敵キャラと接触するところは2とほとんど同じなんですが、
戦闘中にリズムに合わせてAボタンを押すとコンボが発生。
これを名づけて「サウンドバトル」
バトルに音ゲーの要素が加わったようなもので、最大16コンボまで打てます。

一度の攻撃でもリズムに乗れば+αのダメージを上乗せできるので、
それのおかげで戦闘にかかるターン数を減らせることもあるし、
なによりこれが意外に楽しかったりして、ダメージ自体はあまり多くできないときでも
コンボしまくったりしていますw
基本的に戦闘曲の拍にトントントントンて合わせればいいのですが、
たまにイレギュラーなものもあります。
オフェンスが低いと、コンボを重ねても4コンボ目以降はダメージ1だけしか与えられなかったり
難しいリズムのものもあるのでまだまだサウンドバトルには不慣れなほうですが
戦闘が楽しいのはRPGには必須な条件だと思うので楽しんでればおk!
1も2も、敵キャラによって何パターンかのバトル音楽があったのですが、今回もそうで、
しかもリズムが重要。
(ただ作曲者は変わったみたいです)
リズムを掴みにくい時は、特殊な技で敵を眠らせると「鼓動」がはっきり聞き取れて
コンボしやすいらしいです。
まだ眠らせたことないけど><;




そして――

メカにされてしまった本来はおとなしいはずのドラゴと戦うフリント。
きっとこのドラゴを改造したのも、あのブタマスクたちなのでしょう。

息子はまだ見つかりません…。

   村が変わろうとしていました。